ニュージーランドは1989年に郵便貯金事業をオーストラリアの銀行に売却し、民営化しました。
ところが「行過ぎた民営化の見直し」を掲げた現政権が、2001年に国営郵政事業の子会社としてキウイ銀行を新設して国として金融業務を開始しました。 2003年には低所得者向けの頭金なし住宅ローン新制度を国はキウイ銀行に独占させました。
キウイ銀行は郵便局の店舗を間借りすることで、設立3年にして全国295の支店数で、同国銀行で最大のネットワークをもち、民間銀行より高い金利で預金を集めて、民間より低い金利で融資します。格付けはAAマイナスで、民間優良行並みだそうです。
(読売新聞 2004.4.19)