上海にできるのは超高層の建物ばかり
「2001年第4四半期の…北京のAクラスビルの平均募集賃料は27.31US$/㎡/月、上海では0.61US$/㎡/日。…空室率は北京が12.5%に対し、上海が14.5%」(不動産鑑定2002.5月号同記事)
換算すると北京は11700円/坪月、上海は7800円/坪月です。
上海森茂大厦(上海森ビル)という46階建てのビルがあります。日系企業の駐在事務所が多く集まり、日本の地方都市での超一流ブランドビルという感じです。つまり、東京の一流企業の支店営業所が数多く入居しているが、どのテナントも何フロアも借りるというのではなく、フロアの一部を区切って借りる、という状況です。ここは坪2万円といいます。
「竣工からほぼ4年を経過したわけだが、入居率は…98%以上を達成している。また入居…テナントについても、日系の有力企業のみならず、アメリカ・ヨーロッパの一流企業がキラ星のごとく並ぶ、日本では考えられない夢のようなラインナップである。
2000年11月、このビルは名称を「上海森茂大厦」から「HSBCタワー」に変更している。香港上海銀行(HSBC)がアジア本部を香港から上海に移すにあたり、床の一部を譲渡するとともに…「ビル名称権」を譲渡したのである。」(不動産鑑定2002.5月号「森ビルの中国における不動産開発事業」)
ビル名が変ったので旅行ガイド氏は「森ビルは香港上海銀行にビルを売った」と思い込んでいました。
超高層ビルが連立する上海の風景は東京の比ではありません。旅行ガイド氏は「地震がきたらどのビルも全部崩れますよ。上海は地震がないからと、どれも簡単に建築しているから。」と信じています。
一流ビルはともかく「大丈夫?」っていうのも確かにあります。ある建築中の超高層マンションの1階部分は古いレンガの建物でした。つまり古い建物に継ぎ足して超高層を建てたようにしか見えないのですが…。Bird発行人に真偽の程は分りません。


